2011年08月08日
脳内イメージが上達の秘訣
脳内イメージというのは、おそらく、正しい日本語ではないでしょう。でも私は、気にっている言葉です。テニス技術を説明するときに、便利な言葉だからです。
「自分自身のコーチになろう」で書きましたが、私は、アマチュアであっても、自分のプレーをビデオで撮影して後で確認する方法は、有効だと思っています。いえ、有効というだけではなく、アマチュアスポーツの楽しみ方として、理想的な方法だと思っています。
「今日は調子がよかった」「あのパッシングショット一発が気持ちよかった」というような、その日その場限りの楽しみ方では、技術はなかなか上達しません。映像で自分のプレーを詳細に分析し、一歩一歩上達していくには、自分が自分のコーチになるのが一番です。上達のスピードに制約のないのは、アマチュアのだいご味です。
ところで、ビデオで自分のフォームを撮影してみて驚くは、自分の中のイメージと実際の自分が違っていることです。(想像しているより太っていたとか、そういう意味ではありません(笑)。)
たとえば、私の場合、ストロークで、自分ではラケット面を地面に垂直になるように振っているつもりなのですが、映像で見ると、面がやや上を向いている場合がありました。別項でも書きますが、フォアハンドで右脇(私は右利きです)が意外に開いていて驚いたこともあります。
ビデオは、実際のコーチと違い、その場でアドバイスをしてくれません。自宅に帰って、映像を見て、自分の中のイメージと比較します。私の場合、オンコートでの自分の頭の中のイメージ(脳内イメージ)と実際の映像の中のプレーが、往々にして一致しません。一致しない方が多いぐらいです。
そして、その差分を頭の中で修正して、また、次のコート上でそれを試みるわけです。
時間がかかりますが、ゆっくり、ゆっくりと、自分のペースで自分のフォームやプレースタイルを作っていく。これが、私のやり方です。
(この方法を取り始めて、もう、2年がたちました。2年前のビデオを見ると、今とは全然違うフォームで打っています。変化はゆっくりですが、それなりに、効果があるということですね。)
脳内イメージは、大切です。それだけが、フォームを作り上げる手段です。
たとえば、「ラケット面が上を向く」という癖を修正したい場合。「面が上に向かないようにする」というのは、案外、難しいものです。ラケットは常に動きますし、面の向きも、自由度がありますから、この方向という風に固定することは容易ではありません。
そこで、脳内イメージを作ります。たとえば、「ラケットのヘッドを常にネット方向に向ける」というようなイメージです。実際、ストローク中にずっとラケットヘッドがネット方向を向くことはありません。しかし、私の場合、このように意識することで、ラケット面が開かなくなりました。(これは、また、別項で説明します。)
ただし、このような脳内イメージは、個人によって異なります。私の脳内イメージ(たとえば、「ラケットヘッドをネット側に向ける」)が、他のプレーヤーにも有効であるとは限りません。(むしろ、おそらく、イメージは人によって全く異なるでしょう。)
したがって、脳内イメージについて具体的に書く場合は、同じイメージを他の人と共有できるかどうかに気を付けてなくてはなりません。また、誰かの書く脳内イメージを読む場合も、注意をして読んでいただきたいと思います。
よい脳内イメージは、誰もが同じイメージを想起できるような言葉で表されるものです。私は、あまり、得意ではないのですが…。
⇒この記事の元記事はこちらをご覧ください。
「自分自身のコーチになろう」で書きましたが、私は、アマチュアであっても、自分のプレーをビデオで撮影して後で確認する方法は、有効だと思っています。いえ、有効というだけではなく、アマチュアスポーツの楽しみ方として、理想的な方法だと思っています。
「今日は調子がよかった」「あのパッシングショット一発が気持ちよかった」というような、その日その場限りの楽しみ方では、技術はなかなか上達しません。映像で自分のプレーを詳細に分析し、一歩一歩上達していくには、自分が自分のコーチになるのが一番です。上達のスピードに制約のないのは、アマチュアのだいご味です。
ところで、ビデオで自分のフォームを撮影してみて驚くは、自分の中のイメージと実際の自分が違っていることです。(想像しているより太っていたとか、そういう意味ではありません(笑)。)
たとえば、私の場合、ストロークで、自分ではラケット面を地面に垂直になるように振っているつもりなのですが、映像で見ると、面がやや上を向いている場合がありました。別項でも書きますが、フォアハンドで右脇(私は右利きです)が意外に開いていて驚いたこともあります。
ビデオは、実際のコーチと違い、その場でアドバイスをしてくれません。自宅に帰って、映像を見て、自分の中のイメージと比較します。私の場合、オンコートでの自分の頭の中のイメージ(脳内イメージ)と実際の映像の中のプレーが、往々にして一致しません。一致しない方が多いぐらいです。
そして、その差分を頭の中で修正して、また、次のコート上でそれを試みるわけです。
時間がかかりますが、ゆっくり、ゆっくりと、自分のペースで自分のフォームやプレースタイルを作っていく。これが、私のやり方です。
(この方法を取り始めて、もう、2年がたちました。2年前のビデオを見ると、今とは全然違うフォームで打っています。変化はゆっくりですが、それなりに、効果があるということですね。)
脳内イメージは、大切です。それだけが、フォームを作り上げる手段です。
たとえば、「ラケット面が上を向く」という癖を修正したい場合。「面が上に向かないようにする」というのは、案外、難しいものです。ラケットは常に動きますし、面の向きも、自由度がありますから、この方向という風に固定することは容易ではありません。
そこで、脳内イメージを作ります。たとえば、「ラケットのヘッドを常にネット方向に向ける」というようなイメージです。実際、ストローク中にずっとラケットヘッドがネット方向を向くことはありません。しかし、私の場合、このように意識することで、ラケット面が開かなくなりました。(これは、また、別項で説明します。)
ただし、このような脳内イメージは、個人によって異なります。私の脳内イメージ(たとえば、「ラケットヘッドをネット側に向ける」)が、他のプレーヤーにも有効であるとは限りません。(むしろ、おそらく、イメージは人によって全く異なるでしょう。)
したがって、脳内イメージについて具体的に書く場合は、同じイメージを他の人と共有できるかどうかに気を付けてなくてはなりません。また、誰かの書く脳内イメージを読む場合も、注意をして読んでいただきたいと思います。
よい脳内イメージは、誰もが同じイメージを想起できるような言葉で表されるものです。私は、あまり、得意ではないのですが…。
⇒この記事の元記事はこちらをご覧ください。